震災後、平成十年十一月に社務所改築工事の完成をもって復興工事の終了と
  致しましたが、広い境内には細々とした被害箇所が多数残されておりました。
  それも年々修復し、あるいは新設しながら境内整備に尽くしてしました。
  今号では、最近に施工しました設備整備をご紹介したいと思います。

拝殿暖房設備
 御祈祷を行っている拝殿は風邪遮る設備が無く、冬は案外に寒く、御祈祷を受けている参拝者には祈祷時間が結構つらいものであったと思います。参拝者に少しでも寒さを凌いでいただこうと設備を設置することにしましたが、その方法について検討した段階では当然ながら熱源や施工方法について様々な制約があり、模索した結果、座席の背面上部に遠赤外線暖房機を取り付けました。
スロープ新設
 拝殿の賽銭箱の前に階段があり、車椅子で参拝にこられた方にはこれまで不自由をおかけしておりました。バリアフリーがとみに謳われている昨今、参拝者からの要望もあり、8月に漸く新設することができました。これも社殿周辺の状況から景観を損なうことなく、十日戎等の時期に支障の無いように場所の選定が問題でしたが、車椅子で拝殿まで入っていただけるようにと御祈祷入り口の横に作りました。写真は祈祷待合所から拝殿入り口の所です。
掲示板新設
 境内社務所前と境外赤門近くにあった掲示板は、文字通り板にポスター等を貼るだけでしたので、風雨で飛ばされたり、破れたりしていました。しかし、このたび屋根を銅板に、前面をアクリル板のケース型に作り替えました。神社行事の案内を中心に文化的行事のポスター等を掲示しています。写真は社務所前の掲示板です。
末社駒札作り替え
 社報前号にてご紹介した末社の写真をご覧下さい。写真では判りませんがペンキが剥げ落ち、文字も読みづらくなっているのが多くなってきていましたので、木目も鮮やかに作り替えました。写真は本殿西側の神明神社です。
由緒板修復
 赤門前の由緒板が紛失し、囲いと屋根も古く朽壊していたものを古材を利用して改修しました。これで神社の玄関、赤門前も整然となりました。


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