料亭主人のご子孫えびす像を奉納

 この由緒ある旅館の子孫が今回えびす像を奉納頂いた宮里(みやさと)圭子(よしこ)さんです。

 宮里さんのご先祖の営んだ「ひょうたん屋」は、大坂の今橋築地、料亭・旅館が立ち並ぶ高級街にあり、幕末の志士で浪士組(後の新撰組)を結成した清河八郎も宿泊したことが旅行記『西遊草』に見えています。
 三代目の主人、帯屋源兵衛さんは自ら「瓢遊」と号すほどひょうたんを愛され、身の回りの道具から果ては使用人の半纏にいたるまでひょうたんのデザインがほどこされており、その情熱に驚かされます。

 現在、蒐集品の多くは博物館に寄贈されておられますが、この度は大切にお祀りされていたえびす像をご奉納頂くことになりました。由緒ある商家にふさわしい、堂々とした焼き物のえびす様で、親しみやすいえびす顔の裏にもどっしりとした貴神の風格がただよっています。

 なお、清河八郎は同手記にて、当西宮神社にも立ち寄った事が記されています。
白鹿記念酒造博物館の企画展のご案内

 白鹿記念酒造博物館にて毎年恒例の堀内令さんのゑびすコレクションの企画展が開催されます。

 今年度のテーマは宝船。宝をたくさん積んだ舟の絵で、よい初夢がみられるよう枕の裏に敷かれました。社寺で頒布されたものから個人がつくったものまでさまざまな「宝船」が展示されます。

 詳しくは白鹿記念酒造博物館(西宮市鞍掛町8-21 TEL0798-33-0088)
 までお問合せ下さい。

 ◆期間/平成十九年十二月五日〜平成二十年一月十四日(定休火曜)
      ※十二月三十日〜一月三日は休館
 ◆開館時間/午前十時〜午後五時(入館は午後四時三十分まで)
 ◆入館料/一般 四〇〇円 中小生 二〇〇円
神明神社・梅宮神社整備事業報告

 去る九月に末社神明神社の社殿及び鳥居の修復事業が、おかげをもちまして無事完遂できましたことをここにご報告申し上げます。神明神社社殿は平成七年の震災や風雨の影響もあり朱の剥落等はなはだしい状態にありました。そこで神慮を御慰めするため奉賛事業をお呼びかけしましたところ、大勢の方からご奉賛金をいただきました。崇敬者の皆様ご参列のなか、新しい社殿の大前で神明神社整備奉告祭を斎行。その後直会。

 また翌十月、境内末社梅宮神社の社殿整備が無事整いました。梅宮神社はお酒の神様、酒解神(さかとけのかみ)をお祀りしている神社で赤門外に鎮守しておることから、定刻になると境内全ての門を閉める西宮神社にあって唯一時間を気にすることなく参拝できる神社です。此度の整備で社殿と茅葺き屋根を麗しく修復いたしました。
 此度の両社の整備事業で皆様の厚い崇敬の念に触れることができ、事業完遂のことと併せまして心より御礼申し上げます。

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